お子さんを診るということ
本当に久しぶりのブログになってしまいました。
一つだけ言いたいことは決して遊んでいた訳ではなく(遊んでないとは言いませんが)、寧ろ他にやりたいことがありすぎてお時間が取れなかったことご理解下さい(笑)
書いてない時間が長すぎて、恐らくまとまりのない文章になると思いますが、広い心で読んで下さいね。
ブログを書いていない時期は良い意味で本当に色んなことがありました。
(※東京では施術会もさせて頂きました)
ホロソフィーが新体制で再スタートしたり、名古屋、東京出張で色んな方に出逢ったり。。。
良い形で離れる所とは離れ、繋がる所とはがっちり繋がったという感じです。
それも自分が意図した訳でなく、何か自然とそうなったという表現がしっくり来ます。
そんな中、あるお子さんの施術をさせて頂いた後に、施術家としての「在り方」みたいなものを考えさせられることがありました。
お子さんの施術というのは、
・身体が出来上がっている訳ではないので触れる所や取れる姿勢が少ないこと、
・月齢に寄って変わる身体の変化を理解している必要があること、
・限られた部位の触知でバーストラウマなどの深い所にもアクセスしないとならないこと、
・それがわかっていたとしてもじっとしてくれていることが少ないこと、
・そもそも触らせてくれないことが多いこと
などから、大人の施術とは別枠の様な扱いで学生時代は全くと言って良いほど学ぶことがありませんでした。
しかし、卒業してから勤め先の関係でお子さんのことを学ばせて頂くことが多く、今では ありがたいことにお子さん連れのお母さんが本当に沢山来られます。
で、来られるお母さんは大なり小なりお悩みを抱えている、もしくは何かあったら心配なので一度診て欲しいと言われます。
つまり、どなたも根底に「不安」があります。
自分の大切なお子さんです。
そう思うのは当然ですよね。
恐らく、普通はその子の何かしら「悪い所」を探します。
でも、「これは良い。」「これは悪い。」という時点で、親御さんの価値観が入ってしまっています。
普段、施術をさせて頂いていて本当に思うのは
「赤ちゃんは天才。」
「子どもは完璧。」
であるということです。
だから、どんなお子さんでも今その子が出来るベストを尽くしています。
そのため、僕はあえて自分が「良い。」でも「悪い」ではなく、「ありのまま」のみをお伝えするようにしています。
そして、あくまで自分の責任で親御さんの不安に対して「大丈夫」と思うことには「大丈夫」とお伝えするようにしています。
この「大丈夫」とお伝えすることが、どれだけ責任重大かご理解頂けるでしょうか?
先日、施術させて頂いたお子さんはお母さんが
「咳が良く出るのと肌荒れがあるんです。」
といってお越しになられました。
お身体を診させて頂くと、バーストラウマもなく、特に問題という問題は見当たりませんでした。
そこで、現在の状態と
「何で咳が出て、肌荒れするのか?」
ということを説明させて頂き、
「健康だからこそ、咳も出るし、肌荒れもする。だから、大丈夫。」
とお伝えしました。
巷には不安を煽るような情報で溢れています。
そうなると、
「ついつい自分の子は大丈夫か?」
「あ、こんなところがある!」
みたいな、大切なお子さんの悪い所探しをしてしまいます。
でも、悪い所を探し出した時点で悪い所にしか目が行きません。
また、不安になっている時点で、その不安が解消されても、また違う不安や不満を探してしまいます。
何度も言いますが、その子はその子なりに自分の出来るベストを尽くしています。
なので、他の子と比べたりする必要もありません。
なんなら、ちょっとくらいの問題があっても、良い所に目をやればどんな子でも良い所に溢れています。
そして、どんな形でも生きてさえいてくれれば、それだけで万々歳って思えます。
個人的には、その方がしあわせだなぁと思いまして。。。
ただ、不安に思う気持ちは当然です。
なので、その不安が少しでも解消されるなら、どんな些細なことでも気兼ねなくご相談下さいね。
なんか、ボヤッとそんなことを改めて実感した9月でした(笑)
10月はマスターホロソファー講座や25日に小林悦子さん招致で岡崎にて講演会をさせて頂きます。
お申し込みは→こちら
まだ、募集中のものもありますので、良かったらお越し下さい。