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卵管から腰痛になっていた方のお話

2017年11月8日

土用が無事明け、暦的には冬になりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか？

僕はと言いますと、気のせいかと思っていましたが、やっぱりカメムシが大量発生していることを遂に認め、
「今年の冬も豪雪に違いない。」
と怯える毎日です。

（ある日のうちの窓。点々として見えるのは全部カメムシです、、、）

ところで、僕のブログは基本的に感じたことや、感動したこと、楽しかったことなどを徒然なるままに書いているのですが、
そのせいか最近書くブログが
『自然の循環』
のことばかりになってしまっていまして、
至る所から、
「あなた何屋さん？」
と有難いご指摘を頂きます。

確かに、このままではお会いしたことない方などから
「ただのヤバい人」
だと思われてしまう可能性があり、
それは本意ではないので、
本日は本職の施術家っぽいことを書かせて頂こうと思います。

たまたま、先日来られた女子高生の話です。
年齢は17歳。
県内でもそこそこ強いバレーボール部に所属しており、レギュラーをされています。

夏頃から腰、右股関節、左足首に痛みを感じ出したとのこと。

レントゲンは異常なく、病院や整骨院を転々としたが痛みは取れないとのことです。

お身体を診させて頂くと、
右脚が内股になっており、
右の卵管が捻れ、子宮と右の卵巣の距離が左に比べ異様に近くなっていました。

子宮、卵巣、卵管は子宮広間膜という膜で骨盤と繋がっています。
骨盤は当然、股関節と繋がっています。

なので、何らかの理由で右の卵管が捻れ、骨盤を動けなくし、右の股関節を内側に引っ張ったので、内股になったと考えました。

股関節は内股になると筋肉が働きにくくなり、関節への負担が増えます。

それを補うために、反対側の足首に負担がかかって痛みが出たのか？と仮説をたてました。

そのため施術として、骨盤、右の卵管、子宮、卵巣などに解放をかけたところ、
腰、右股関節、左足首の痛みはなくなりました。

それで喜んで頂けたのは良かったのですが、
問題は
「何で卵管が捻れたのか？」
というところです。

で、色々聞いていると、
前はご飯が好きだったのに、最近は練習や遠征だらけでパンばかり食べていたとのこと。

「もしかして、それが合ってないんじゃない？」
ということで、少しの間小麦をやめてもらいました。

すると、腰や股関節の痛みだけでなく、
実は教えてくれなかった皮膚の痒み、生理痛も消えたとの報告を昨日頂きました。

子宮は女性にとってかなり大切な解毒器官でもありますので、当然といえば当然です。

改めて、
「身体は全部繋がっている。」
そして、
「症状は身体からのサイン。」

当然、腰痛なんか一人ひとり原因も違います。

この子の場合はたまたま婦人科系から来ていたというだけですので、みんながみんな必ずしもこうなる訳ではありません。

ただ、もしかしたら
「これ以上、小麦を取らないで！」
というサインを痛みという形で身体は表現したのかも知れません。

どこまでいっても、
「身体は自分にとって間違いは起こさない。」

シンプルなことで、当たり前のこと。

なのに、
中々気づきません。

なので、それが気づくお手伝い。

それが僕らのお仕事なんじゃないかと思っています。

それでは、土用が開けたからといって呉々も暴飲暴食には気をつけましょう。

 

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