新しいことにチャレンジする時
新しいことにチャレンジする時、
きっと誰でも純粋にその分野に臨むエネルギーってあると思います。
僕は施術を生業としています。
施術を始めた時、
もちろん、邪な気持ちも多々ありました。
ただ、根っこには
「目の前の方が元気になるのが見たい。」
という気持ちがあったと思います。
その「道」を志し、
その「道」を歩むこと。
それは一人でしか行えません。
ただ、歩んでいるうちに
沢山の人と関わることも事実。
そうすると、
良い意味でも、悪い意味でも、
・〇〇さんはこう言ってる
・〇〇さんはこうやってる
・多くの人はこう言ってる。
・伝統的なやり方はこうだよ。
・真実のやり方はこうだよ。
と言った色んな情報が入ってきます。
そういった情報から
多かれ少なかれ自分は影響を受け、
自分の不足感を刺激され、
気付けば、
そういった情報から起きる自分の妄想は
抱いていた
“根っこの気持ち ”
を見えにくくするといった作用があると思います。
客観的に見たらどうでも良いことも、
当事者になるとどうでも良くないことになり、
気付けばそこに思考の一部を持っていかれ、
なんなら、
割と大部分を持っていかれ、
時間もエネルギーも使ってる。
そんな時、僕には必ず
「迷い」
が生じます。
その「迷い」は「根っこの気持ち」をどんどん曇らせ
自分の中の「大切なもの」を変換します。
「迷い」は「雑念」を生み、
そこが全てになっていく。
そして、
その「迷い」や「雑念」に
「消えろ！」
と思えば思うほどそれが増大していく。
そんな思考に呑まれまくって、
いくらそこを解決しようとしても、
ただ、無力なことを知るだけで、
そうこうしてるうちに馬鹿らしくなって、
もう、そこを考えるのもしんどくなって、
「迷い」や「雑念」を蔑ろにするのではなく、
ただ、「迷い」や「雑念」が出ているという事実に対して
「迷いも雑念も出るだけ出ろよ笑」
と言う感覚になって、
そういう時に限って、
気付けば目の前のカラダに集中してて、
根っこにあった気持ちが思い出される。
その時は
「これが大事だったんだ。」
って思って
そもそも、
誰かが言った真実っぽい情報って
本当に真実なんだろうか？
本当に大切なんだろうか？
本当にしたいことって何だっけ？
と思って、
また冷静になっていき、
表現としての「施術」の純度を上げる
地味な毎日を積み重ねる。
けど、また雑音が聞こえてくる。
その繰り返しなんじゃないかと思います。
昨日は
マスターホロソファープロフェッショナル講座
でした。
プロフェッショナル講座では
「目に見えないカラダの領域へのアプローチ」
をお伝えしています。
「言葉に出来ない領域を言葉で伝えるから、どうせ伝わらない。」
と今まで甘えていた部分が僕には正直あります。
ただ、ここまで来るのに、
何の「迷い」や「雑音」もなく、
ましてや「葛藤」もなく、
来れたメンバーはいないと思います。
そんなメンバーには
きっとプロフェッショナルでお伝えする技術は
根っこの気持ちを表現するための
「施術」
を何倍にも純度を増してくれると思ったので、
内容を一からブラッシュアップしました。
昼も夜も沢山喋って、
イキイキしていくみんなを見ていて
「このタイミングで開催して良かった。」
と心底思いました。
これからまた各々自分のサロンに戻って、
施術がどんな表現となるのか？
今から楽しみです
