感覚迷子の原因
以前、オーケストラの指揮者の方が
「床に落ちた小銭がいくらかわかる。」
と言ってました。
オーケストラは
バイオリン、チェロ、ホルンとか
様々な楽器が合奏し、
一つの音楽を作ります。
指揮者は全体でキレイな音を奏られるように
一つ一つの楽器の音を聴き分けているから
床に落ちた小銭も聞き分けられる
とその指揮者の方は仰っていました。
カラダも
骨、筋肉、内臓、血管、神経、リンパなど
色んな組織があり、
それぞれ別々に動いていて、
生命という律べを奏でています。
その中でもホロソフィー®︎では
「結合組織」
をハンドルとしています。
施術を始めて間もない頃は
カラダを触っても
何の動きも感じないことが殆どです。
でも、やってるうちに
感覚が研ぎ澄まされ
カラダの色んな動きを感じます。
ただ、それはあくまでも
色んな組織の「合奏」
ホロソファー®︎は
そこから更に
「結合組織の動き」
だけを感じるように練習します。
言うなればそれは
オーケストラの中から
バイオリンの音だけを聞くような作業。
だから、僕はこれを
「感覚の因数分解」
と呼んでいます。
その精度が高ければ高いほど、
安定した施術が可能。
ただ、問題は
感覚を研ぎ澄ませば澄ますほど
以前は感じなかった色んな動きを感じるようになることです。
だから、この
「感覚の因数分解」
に終わりはありません笑
感覚の精度が上がったかと思ったら
他の動きも感じてわかりづらくなり、
また、因数分解をして、
更に精度を上げる。
で、またわかりづらくなる、、、
という繰り返しをしているうちに
螺旋階段を上がるように
施術の「練度」が上がると考えています。
施術を始めてある程度精度が高くなってくると
その途中で
「感覚迷子になった!」
と思うことがあります。
先日はスタンダードホロソファー®︎向けに
ブラッシュアップ講座を開催しました。
みんな
「感覚迷子の子猫ちゃん」
と自称していましたが笑
みんな普段やっていて
感覚の精度が上がってるからこその症状でした。
そのため、確認しながらやっていると
全員更に因数分解が進み
精度が上がる
ということがおきました。
結果、施術の仕合いになるので
「めちゃくちゃ楽ー!!」
と言い合うのを羨ましがりつつ
改めて、定期的にこうして確認しながら
磨き合うことの大切さを感じました。
これから何回感覚迷子になっても
こうして一緒に磨き合って
更に練度を高めよう!!
みんなありがとー!!
【中壽賀宣行お話会予定】
・10月28日(月)オンラインお話会
・10月29日(火)30日(水)広島県広島市
・11月7日(木)オンラインお話会
・11月12日(火)新潟県長岡市
・11月13日(水)新潟県上越市
・11月18日(月)19日(火)福岡県
・11月27日(水)愛知県一宮市
・12月2日(月)大阪府交野市“統合医療スペースくくり)
・12月3日(火)4日(水)栃木県宇都宮市
・12月9日(月)愛知県長久手市
詳細は、随時インスタグラムや日本ホロソフィー協会HPにて更新予定です。