構造と機能を繋ぐテクニック
カラダには
物理的な見た目や配置という「構造」の側面と
その組織がどう働くか?という「機能」の側面があると思います。
僕は理学療法士なので
「構造」からのアプローチを主に習ってきました。
ただ、色々学ぶ中で
「機能」にアプローチする
ありとあらゆる療法にも出会いました。
「構造」からのアプローチも
「機能」からのアプローチも
どっちも素晴らしいけど
知ってしまったら
「両方出来たら最高だよな!」
としか思えなくなり
一時期は
「構造」からのアプローチをした後に
「機能」からのアプローチをサポートしてくれるアイテムを使ったりしていました。
でも、「構造」も「機能」も
カラダの一側面で
なんなら延長線上にあるんだから
「同時にアプローチ出来るに違いない!」
とあちこち見聞に行きました。
有難いことに色んな方が色んなことを教えてくれました。
そしたら、パズルが一つずつ集まりました。
その度に自分でも試行錯誤を繰り返しました。
その過程で
「機能」から「構造」に繋げる方法も
何度も試したんですが
僕とは相性が悪かったようで上手くいかず、、、
結果、ホロソフィー®︎が発足する少し前に
「構造」をハンドルに
「機能」にもアプローチするという方法で
「試作型のテクニック」
が出来ました。
当時の執行部のメンバーと
『球支点』
と名付けたそのテクニックは
ホロソフィー®︎が出来てからも「改良」を続けて
今では“4つの型”に派生しています。
とはいえ、ホロソフィー®︎ではいつも
「テクニックではなくて哲学が大切」
と言っています。
それはテクニックを「軽視」しているのではなく、
寧ろ、自分たちが培ってきた
テクニックを「大切」にしているからこそ
テクニックが
「自己満足のツール」
にもなる危うさも感じているからです。
あくまで「施術」は
「カラダが主役」
だから、
「施術を行う上で何を大切にするのか?」
「どんな目的や意味を見出すのか?」
を自問自答して
「テクニック」はあくまで
「カラダが表現するためのツールでしかない」
という
つい忘れがちな大切なことをまとめた
「哲学」がカラダと向き合う上で大切だと思っています。
「テクニック」や「哲学」の価値って
自分も忘れがちだけど、
改めて大切だなと思ったので、
『球支点』をスタンダード講座でお伝えした
このタイミングで
備忘録として書かせてもらいました。
【中壽賀宣行お話会予定】
⭐︎ベーシック講座予定
・2月から福岡
・4月から滋賀
開催予定
詳細は→こちら
