骨・関節の大切さ
肉体には骨が約200個、関節が約360箇所あります。
その全てに役割があり、
形、大きさ、動き方など
一切無駄がなく
全てが調和していて
本当に「完璧」です。
例えば、一番大きい骨で
「大腿骨」
という骨があります。
「大腿骨」は太ももにあり、
ガッシリとカラダを「支えて」くれています。
ただ、「支える」だけなら
真っ直ぐの方が絶対に効率が良いはずです。
でも、何故か天辺付近で少し「カーブ」しています。
一見、不思議な形に見えますが
この「カーブ」があることで
少ない「筋力」でカラダを支えられるとともに
ある程度、関節に自由度が出るので
「二足歩行」を効率よく行えます。
実際、四足歩行の動物にはこのカーブが殆どありません。
この様にどの骨も、どの関節も
本当に「完璧」に出来ていて一切無駄がないです。
カラダには他にも内臓、血管、神経など様々な構成要素がありますが、
その全てを駆使しながら
カラダは生命活動を行っています。
その一つに「動作」があります。
例えば、「右足を出す」いう「動作」を骨や関節の動きだけで見ても
左下肢全体でカラダを支えつつ
重心を移動させ
骨盤をくねらしたり、
背骨を細かく回旋させたりして、
右下肢を前に出す
この様に一つの「動作」をするにしても
どこか一つの骨や関節を動かすのではなく
全てが調和して働くことで
僕らは動けています。
逆に言うと、
全てが調和して動いているからこそ、
どこが一箇所でも不具合を起こすと
それをキッカケに他の部位に負荷がかかり、
許容量を越えると
負荷のかかっている箇所に
症状が出るということが起きる場合があります。
カラダを調整をする
僕ら「施術家」は
大なり小なり
肉体の形、大きさ、動き方
などの「構造」を知っていて
尚且つ、適切なアプローチが出来る必要があると思うんです。
ベーシック講座からより専門的なことを行うスタンダード講座。
今月からphase2に入り
まずは骨や関節に対する座学から
一個一個の関節に対するアプローチを行いました。
どれも難易度は決して低くないですが
みんなのお陰で和気藹々と楽しい
時間を過ごさせてもらってます。
講座が終わる頃には
みんなどんな景色を見てクライアントさんに接してるのか?
今から楽しみしかないですし、
なんなら、既に変わってるはず。
本当に最高のメンバーに囲まれながら磨きあえることに感謝しかないです。
みんなお疲れ様ー!
