妊娠中から施術をさせて頂いた方
39歳 女性
(感想)
先生、昨日は施術ありがとうございました(^ν^)
節分目前に産後の身体も気持ちも軽くなりました。
10月の出産目前に施術してもらい、
「赤ちゃんと繋げときました」
と言われたとき、そんなこともできるのか…と驚いたとともに出産が楽しみで楽しみで。
第2子ということもありましたが、2時間半でするんと産まれてきてくれました。
陣痛中も赤ちゃんと繋がっている感じがすごくて、それそれ〜と降りてくる感じが分かり、わたしが呼吸でサポートしてるような一体感があり、自分的にすごく充実感のあるお産でした。
産むって楽しい!と心から思えて、自分にもこんな産むチカラがあったんだなあと、出産してからずっと胸がいっぱいでした。
出産が楽だったので、産後もカラダが軽く、二人目育児はとても穏やかに過ごしています。
またすぐ産める!と思うくらい、今回は妊娠中も出産も元気で楽しかったです。
先生にカラダ整えてもらったから不安もなかったし、わたしの子宮にも感謝してます。
先生の施術、母子手帳のチケットにあればもっともっと楽なお産と楽な産後が増えるのにな〜。
最初にお伝えしておかないといけないことは、
この様なお産が正解という訳ではなくて、
逆子でも、
難産でも、
帝王切開でも、
無痛分娩でも、
吸引分娩でも、
僕はお産に関しては
起こったことが正解
だと思っております。
そして、当然うちにお越し頂いた方が皆さんこんなお産をされるという訳でもありません。
その上で読んで頂きたいのですが、
この方は一般的に言うと高齢出産と言われるお年になられると思います。
一般的に言われている感覚的には
高齢出産=難産の可能性大
みたいな風潮があると思います。
しかし、妊娠・出産は病気ではありません。
そして、どこまでいっても身体は完全です。
と言うことは、妊娠すると言うことは、必ずその人が出産を出来る‘証’だと思います。
そして、お母さんのお身体も、お子さんのお身体も、
‘本来の状態’
であればある程、出産は楽に出来る可能性が高いのだと思います。
この方も
「ネットなんかも出産の恐怖体験ばかりで…みんなネガティブキャンペーンばかりで怖くなりすぎになっちゃってるなあと思います。ってなんか二人しか産んでないけど…(汗)」
と言っておられました。
出産というのはあくまでお母さんと赤ちゃんが主役です。
助産師さん、お医者さん、たまにお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんがその次で、
僕らの様な施術家は裏方中の裏方。
しかも、妊娠中の施術と言っても特別なことをすると言う訳ではなく、
妊娠中特有のリスクに配慮しながら、
筋肉や骨格だけでなく、内臓などを含めた全身状態を整えていくことで、
お母さんとお子さんが‘本来の状態’に近づくお手伝いをするだけなので、
ハッキリ言って大したことはしておりません。
でも、そんな僕らなんかでも関わらせて頂くことで、
この方の様に出産が楽しみになられるかも知れない。
もしかしたら産前産後少しでも安心して過ごせるかも知れない。
元気なお子さんが生まれるお手伝いが出来るかも知れない。
そうしたら、結果的にどんどん社会が元気になって行くのではないか?
そう思うと、凄くワクワクしてしまうんです。
毎回なのですが、実際にこうして生まれてきた赤ちゃんを抱っこさせて頂くと、
「本当に生まれてきた!」
「本当に生きてる!」
と謎の感動を毎回してしまった後、
妊娠中から施術させて頂いていたお子さんとは不思議と
「久しぶり!」
という感覚になり、
どんなお子さんでも
その半端ない生命力に浸ります。
そして、その半端ない生命力を持ってすれば
バーストラウマも、
色んな障害と言われる決めつけも、
これからある人生の荒波も、
きっと自分で乗り越えて行ける。
それすら、この子は選んで来ている。
そんな根拠のない感覚が不思議と腑に落ち、
「出産って凄い!」
「生命って凄い!」
と毎回感動してしまいます。
施術で出来ることはたかが知れていますが、
日本でも産前産後に施術を受けることが「当たり前」になってくれば良いなぁと夢を見つつ、
知れば知るほど簡単なことでもないことを肝に銘じ、
ゆっくりと出来ることをしながら、
仲間を増やして行けたら良いなと改めて思いました。
あ、ちなみに
「赤ちゃんと繋げときました」
というのは、こうして改めて書かれると恥ずかしいのですが(笑)、
施術をしている中でお母さんのエネルギーが上がってくると、お子さんのエネルギーも上がってくると言う至極当たり前のことをこうして比喩的に言っただけですので、悪しからずご了承下さい。
そして、母子手帳のチケットにまだないことも重ねて申し訳ありません(笑)