腰部脊柱管狭窄症
既往歴:十二指腸潰瘍、胆石、胃ポリープ、痛風、ぎっくり腰
体験談:
施術を受ける前は坐っていると全く痛みはないのですが、歩くと約5分で腰の下辺りが痛くなり、我慢が出来ず坐って休まないと歩けない状態でした。
整形外科にも行き、ブロック注射もしましたが効果はありませんでした。
そんな矢先に私の甥がオステオパシー治療院 奏のことを騙されたと思って行ってみろと紹介してくれました。
なんでも、甥も以前激しい腰痛のため病院で治療を受けていたが良くならず、奏さんで施術を受けたら短期間で良くなったとのこと。
本当は信じていなかったのですが、甥が言うのであればと予約をして施術を受けました。
一回目の施術後は好転反応が出たのか、より悪くなった様な感じがしました。
しかし、二回目以降から施術を受ける度に歩く時間が長くなり、約三か月で完治しました。
解説:
問診をさせて頂くと、間欠性跛行という脊柱管狭窄症特有の症状が強く出ていました。
お身体自体も頭蓋、脊柱、骨盤と身体の軸となる部分の柔軟性が非常に乏しかったのですが、特に頭蓋骨の制限は非常に強く、そこから脊柱を介し骨盤へと走っている脊髄硬膜全体が硬くなっていました。
それにより、一次呼吸(生命を営む肺呼吸とは別の、身体が膨張したり収縮したりする循環・呼吸システム)に制限がありました。
一次呼吸に制限があると、身体が自然に治ろうとする力(自然治癒力)が働きにくい状態になるので、痛みを感じやすくなってしまいます。
ホロソフィー®︎では腰部に出来た狭窄自体をどうにかすることは出来ませんが、
頭蓋や脊柱の柔軟性が出るお手伝いをし、
一次呼吸が回復を促すことで、
たとえ狭窄があったとしても痛みが出にくいお身体に持って行くお手伝いはさせて頂くことをお伝えし、
施術させて頂きました。
(最近ではヘルニアや脊柱管の狭窄は歳を重ねると殆どの方に見られると言われており、画像診断の9割が誤診との報告もあります。)
一度目の施術で一次呼吸がやや回復したため、身体が元に戻ろうとして好転反応(悪い所を身体が治そうとする過程で出る痛みやダルさ)が出ました。
しかし、二回目の施術後からは好転反応は出ず、歩行時間が15分に延びました。
それ以降は施術させて頂く度に歩行時間が延び、三か月経った現在は一時間歩いても違和感はないとのことです。