パーキンソン病
67歳:会社役員
症状:腰痛、肩こり、便秘、手の震え
既往歴:十二指腸潰瘍
体験談:
私は,京都市内在中67歳 4年前に人間ドックを受診して、手の震えと、足の強張りを訴えると、問診だけで即座に難病の病名を告げられました。 それから一年ほどは中々受け入れ難く、病院も何回か変えたり、自己流でリハビリをしたりする日々の中、息子の紹介で、それこそ藁をも縋る思いで、治療院を訪ねました。
病気の程度からして直接的な治療はお願いできませんが、補助的な身体の保持や、ストレスよる心身の疲れを、癒して貰って居ます。
特に後者は、私には助かって居ます。
最初は訪問して治療を受けていたのですが、無理な事情が我が方に起こりました。少し間が飽きましたが、お願いして現在は自宅に来ていただいて居ます。
ご本人は研究熱心で何事にも興味を示して仕事をしておられる様に感じます。 多くの人を癒し、社会に貢献してくれる治療院になると思います。
これからもお世話になります。
解説:
パーキンソン病というのは特定疾患にも指定されている進行性のご病気です。
そのため、ご病気自体を治すというのは非常に難しいのですが、出来るだけご病気が進行しないようにすることや現在の症状を軽減するというのは非常に重要だと考えています。
このご病気の方で多いのが図の様な前傾姿勢となられる方です。
いわゆる姿勢の良い状態というのは耳から床に降ろした線が骨盤を通り土踏まずの辺りに来ます。
床に接地して身体を支えている部分(立位の場合、両足の裏とその間の部分)のことを支持基底面と言いますが、この耳から床に降ろした線がその中にある状態であれば人は姿勢をバランスよく制御して転ばずに立っていることが可能です。
しかし、このご病気が進行してくると頭が前に行き過ぎ、耳から床に降ろした線が骨盤も足も通らずに支持基底面を外れてしまいます。
そうなると、転倒しやすくなってしまうため、人によっては一歩目が中々出ないすくみ足や歩き出すと止まらない突進現象となられる方が多くおられます。
初めてお身体を診させて頂いた時はやや体幹が前傾されておられるものの、頭は支持基底面内におさまっていました。
しかし、常に背中の筋肉を使って前に行っている重い頭を後ろに持ってくるように踏ん張っているため、腰痛を引き起こしていると推察しました。
また、お腹を中心に身体がいつも曲がっている状態であったため、内臓が上手く働くことが出来ず便秘にもなられていました。
そのため、痛みや便秘の解消だけなく、今後の生活を考えた上でもこれ以上体幹が前傾しないようにすることが急務であると考えました。
施術としましては、まず背中の筋肉が張りすぎているせいで可動性が低下している骨盤や脊柱の可動性を出し、働きにくくなっている内臓の可動性を出しました。
また、良い姿勢の保持がしやすい様に身体を支える筋肉を働かさせ、普段の自主トレも言わせてもらいました。
二週間に一度訪問させて頂いており、施術後は痛みが軽減されます。また、現在は毎日排便もあるとのことです。
今後も出来るだけ痛みの少ない状態で現在の家庭での生活や自動車の運転、趣味の旅行などが継続して行えるようにサポートさせて頂きます。


