ギックリ腰
41歳 男性
ギックリ腰で腰骨中央から左側にかけて、思わず声が出るような鈍い痛みがありました。
同時に、左側のお尻や太ももの裏、左の背中までまとわりつくような重みもありました。
歩くときは、左足を着地させると腰骨中央から左側にかけて痛みが出るので、引きずって歩かなくてはいけませんでした。
また、座位から立つときに、腰が起きるのでその時もとても痛くて辛かったです。
2日後、先生に見て貰い首を触って貰うと、首の右側にピリピリくるような痛みを感じ、背中の中央まで響きました。
お腹の左下とふとももの付け根辺りを圧迫された際、固い石のような跳ね返りを感じ、今回の施術で一番苦しかったです。
お腹周りと背中側の腰骨に「しみる」ような痛みがあり、「左腎」のエネルギー切れと言われ、正しい位置からズレていると説明されました。
終わった直後は、圧迫と痛みからの解放で、放心状態でした。
すぐにギックリ腰の状態が変わった感覚はありませんでした。
帰りの車の中では、お腹がポコポコ言って、オナラがでました。
しかし、なかなか便が出ず、今も便秘薬を飲まないと出てくれません。
翌日から劇的に良くなり、足を引きずることはなくなりました。
驚きです。
短い距離で散歩にもいけました。
4日目の現在では、曲げ伸ばしても鋭い痛みは起こらず、ほぼ普通に歩けています。
ただ、まだ左側の背中、腰、ふとももにまとわりつくような違和感はあり、おそるおそる動いています。
痛みがないだけでかなり楽なので、本当に助かりました。
施術して頂いてありがとうございました。
(実際にいただいた感想)
(解説)
ギックリ腰発症の連絡をいただいた時は暫く予約が埋まっており、
どうしたものか悩んでいたところ、
たまたまキャンセルが出たので、
翌日に施術させていただきました。
来られた時はかなり痛そうで、
足を引きずって歩いて来られました。
身体を診させていただくと、
左の腎臓に強い制限があり、
頭蓋骨の動きも乏しい状態でした。
個人的に、左の腎臓は
・おしっこを作る
などの働き以外に
・生命エネルギーの貯蔵庫
(ざっくりした表現で申し訳ありません笑)
などの働きがあると思っています。
また、頭蓋骨の動きの振幅の大きさは、
その人の生命力の強さに比例すると考えています。
お話を伺っていると、
最近お仕事が忙しかったとのことで、
身体が出来る仕事量とやっている仕事量のバランスが崩れ、
キャパオーバーとなり、
左の腎臓に強い制限が出来た結果、
周りの結合組織も動きにくくなり、
「ギックリ腰」になったのでは?
と考えました。
施術では全身状態に意識しながら、
左の腎臓の解放を行いました。
施術後はまだ痛そうでしたが、
左の腎臓が動き出し、
頭蓋骨の振幅も起きていたので、
「きっと大丈夫だろう。」
と何となく思っていました。
とはいえ、実際に何が起こったのかはよくわかりませんが笑
翌日から動けるようになったみたいで、本当に良かったです。