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シャフリングベビー(お尻歩き)、アトピー性皮膚炎

1歳3ヶ月(当時) 女の子

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既往歴:乳児湿疹

 

(感想)お母さんより:

 

とにかく動きのない赤ちゃんでした。

 

目で追うことはあってもおもちゃに手を伸ばしたり、手足をバタバタさせたり、そういった動きが少ない子でした。

 

初めてズリバイをしたのが11か月の時で、周りのお友達はハイハイしたりつかまり立ちをしたり、もう歩き出す子もいて本当に心配でした。

 

やっとズリバイをはじめ、お座りができるようになり、

「やった!念願のハイハイだ!」

と思って楽しみにしていたら、娘はハイハイではなくお尻歩きを始めました。

 

これはもう本当にショックで、もうどうしてよいか分からず先生に施術をお願いしました。

 

先生がおっしゃるには、私のお腹の中で満足に動くことができなかったため、他の子に比べて極端に腹筋が弱いとのことでした。

 

私のお腹の中が狭かったということです。

 

先生のその言葉を聞いて驚きました。

 

出産直後、出てきた私の胎盤がかなり小さめだと助産師さんに言われたことを思い出したからです。

 

そして、施術3日後、突然娘はお尻歩きをやめ、ハイハイを始めました。

 

驚きと嬉しさで先生にお礼のメッセージを送ったら、

「偶然ですよ」

と言われましたが(笑)

 

その後も、定期的に施術を受けるとともに、先生に教えていただいたツボ押し、椅子ではなく床で過ごすことを意識して過ごしました。

 

歩き始めは1歳7ヶ月と少しゆっくりではありましたが、その後はすくすくと成長。

 

現在5歳10か月で、幼稚園で他のお友達に負けず劣らず、元気に走り回っています。

 

むしろ、風知らず寒さ知らず、元気いっぱいです。

 

さらに、同時に悩んでいたアトピー性皮膚炎も今では嘘のように治っています。

 

もちろん薬は使っていません。

 

何かをつけ足したり、引いたりするのではなく、その子が本来持っている「キャパを広げる」この意味が娘を見ていて本当によく分かります。

 

現在は、主人も先生の施術の虜になり、家族そろってお世話になっています。

 

ありがとうございました。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

(解説)

初めて来られた時はまだ1歳3ヶ月で、

シャフリングベビーという四つ這いではなく、所謂お尻歩きをされている状態で来られました。

 

また、アトピー性皮膚炎の症状にも悩まれているとのことでした。

 

問診から

・妊娠中切迫流産の可能性があった。

・お産は自然分娩だった。

・4ヶ月半で首が坐った。

・反り返りでの寝返りだった。

・1ヶ月前からつかまり立ちをする様になった。

・アトピー性皮膚炎の症状から生後3ヶ月でステロイドを使った。

などを伺いました。

 

走査させて頂いたところ、

頭蓋の前頭部から頭頂部にかけてや、

硬膜管、

呼吸器系や消化器系に結合組織の制限が見受けられました。

 

お母さんのお身体も同時に見させて頂いていて、

中学生の時に側彎症の診断を受けたことや、冷え性、毎月の生理痛などを問診で伺い、

走査させて頂いたところ、

消化器系の制限と、骨盤の捻れが見受けられました。

 

妊娠中、赤ちゃんの成長に伴い女性の子宮は鶏の卵くらいの大きさから30cmくらいまで大きくなります。

 

その際、子宮以外の臓器は子宮を避けて、

そのスペースを確保しますが、

この方の場合、

消化器系の制限から、

子宮以外の臓器が子宮の成長を避けることが出来ず、

赤ちゃんと子宮を圧迫した結果、

切迫流産の可能性が出た上に、

 

妊娠中に圧迫され続けた結果、赤ちゃんの上記の部位にも制限が出来たと考えました。

 

脳の中の前頭部や頭頂部には「思考」や「運動」に関わる部位があり、

そもそも「動く」ということに対するモチベーションや、

「動く」ことへの指示を出しています。

 

その部位の結合組織の制限から、

そもそも「動く」ことに対するモチベーションが少なく、

「動く」こともちょっと苦手ということが起き、

 

その上で、硬膜管の制限から、

所謂「正常運動発達」では腹筋を使い、

押し動作メインで動いていくものが、

 

この赤ちゃんの場合は、

寝返りも反り返りの動きとなっていたことからも、

運動自体が背筋優位となっていて、

腹筋優位の動きではある四つ這いではなく、

背筋優位の動きであるシャフリングベビー(お尻歩き)になっていると予測しました。

 

また、メインの解毒器官である「呼吸器系」と「消化器系」の制限から、

そこで解毒出来るキャパが限られた結果、

皮膚からの解毒が溢れ、

乳児湿疹からのアトピー性皮膚炎になったのでは?

と考えました。

 

そこで、施術としては

頭蓋全体や硬膜管、呼吸器系、消化器系などの結合組織の制限を解放していき、

背筋優位から腹筋優位を促せるように反射を使って促しました。

 

また、既に1歳3ヶ月だったこともあるので、

自我が本格的に目覚める前の方がお互いストレスがないと思い、

家でも腹筋優位を促せるような体操(お母さんはツボ押しと思われていたみたいです笑)をお伝えしました。

 

初回の施術後すぐに四つ這いを始めたとの連絡を頂きました。

 

3ヶ月後の2回目の施術時は

「痒がるのは変わらない。」

と言われましたが、

つかまり立ちから伝い歩きを始めたと伺いました。

 

そして、更に3ヶ月後の3回目に施術させて頂いた3日後に

「歩きました!」

と連絡を頂き、

肌の症状も減ったと言われました。

 

4回目も念のため施術させて頂いたのですが、

 

当初のお悩みがクリアになったため、

一旦卒業とさせて頂きました。

※勿論、施術だけが要因ではないと思いますし、施術の効果は人それぞれです。

 

あれから、約4年の月日が流れましたが、

今でも家族ぐるみでお付き合いさせて頂いていて、

赤ちゃんの時のことなどスッカリ忘れていたのですが、

たまたま、その当時の話になりましたので、

良い機会だと思い当時の感想を書いて頂きました。

 

これからもどうぞよろしくお願い致します。

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