頭から左首・左肩・左腕の激痛、指先までの痺れ
59歳 女性
既往歴:ベーチェット病
(感想)
昨年の秋、直径20㎝の枝木が後頭部に落ちました。
その後、頭・首・肩・左腕が激痛💦
左指先まで痺れていました。
整形外科では 痛み止めのお薬を頂き、電気治療と牽引のリハビリに通院。
でも毎日、痛みが酷く、叩いたり、つねったり、腕を回りたり痛めつけたりしていました。
そんな折、友人から奏さんを紹介して頂きました。
初めて施術所に入るなり、あたたかな空気感と安らぎとワクワクを感じました。
施術は強く揉まれる事もなく、生活習慣や色んなお話をしました。
認知症の父を7〜8年介護し、3ヶ月前に自宅で看取り、今とっても寂しい話など、聞いて頂くうちに心が軽く息がしやすくなりました。
「これからは自分の身体と心に向き合い自分を大切にしよう!」
と思いながら三重まで帰りました。
2回目の施術は肩甲骨を感じ、大きく息も吸えました。
3回目の施術では、もう痛みも軽減し、今はどんな激痛だったか不思議ですが忘れました。
「痛い痛い💦」
と騒がない私に家族が驚いています。
身体の痛みから先生との出会いがあり、普通の生活の有り難さや、今一瞬を生きる事の素晴らしさも学びました。
本当にありがとうございました。
(実際頂いたLINE)
(解説)
来院された時は、頭・左首〜左肩・左腕の激痛と左指先までの痺れが相当辛そうでした。
お身体を診させて頂くと、胸郭付近の液体領域の強い制限と、頭蓋の構造的な制限を強く感じました。
液体領域は、その人の感情などが反映される領域なので、
それとなく聞いていると、
お父様の介護を本当に頑張り、今凄く寂しいとのこと。
まずはそこだと思い、液体領域の解放を行いながら、色んなお話をしていました。
お話の途中から
「何の後悔もないほど、しあわせな介護で、しあわせな時間だった。」
と言われて、笑顔で帰られました。
2回目の施術時は液体領域の制限は気にならなかったので、
頭蓋の構造的な制限を解放していきました。
あまりに強烈な制限だったので、
「何か頭ぶつけたりしませんでした?」
と伺っていると、
「そういえば、昨年の秋に直径20㎝の枝木が後頭部に落ちました。」
とのこと。
恐らく、そこから来る制限で頭蓋から脊柱の芯となっている硬膜が捻れ、
首から腕に電気信号を送っている神経が上手く仕事が出来なくなって、
頭・左首〜左肩・左腕の激痛と左指先までの痺れという症状が出ていると考え、
そこの解放を行いました。
もちろん、施術だけの影響ではないと思いますが
2回目の施術後の3日後には痛みがなくなったとのことで、
3回目の施術をした時点で一旦卒業とさせて頂きました。
今後、何かありましたらいつでもお越し頂ければと思います。