左第1~第8肋骨、鎖骨、肩甲骨、眼窩底、頬骨骨折による肩関節の屈曲制限
57歳:太極拳インストラクター
症状:肩が上がらない
既往歴:ぎっくり腰
体験談:
肋骨8本、鎖骨、肩甲骨と骨折する事故の後、どのようにリハビリをしていいのかわからず、施術をお願いしました。最初なかなか上がらなかった左腕が、一ヶ月、二ヶ月と経つうちに、徐々に上がるようになり、周囲の人が驚くほどに回復できました。
とてもわかりやすく骨や筋肉の仕組みを説明していただき、赤ちゃんの動きを真似た筋トレも楽しいです。
施術を受けた後は体の中の流れが良くなったように、温かくリラックスできます。(すぐ眠くなりますが ^_^; )
急な不調にも直ぐに対応していただいて、本当に助かりました。
感謝しています今後ともよろしくお願いします。
解説:
急な坂道を自転車で下っている時に転倒し、受傷されました。
病院でのリハビリは終了してしまったのですが、太極拳の先生をされているので、肩が上がらないと仕事に復帰できないとのことで当院に来られました。
来られた時は自動運動で肩の屈曲120°、外転90°でした。
走査させて頂くと、まず骨折部位のショックが非常に強く組織が協調して動いてはいませんでした。
また、肩だけでなく体幹などの筋機能も大幅に低下していました。
施術としては、まず骨折部位のショックを丁寧に一つずつ回復させていくと同時に肩周囲や体幹の筋機能を高めていきました。
ご本人にも自主トレとして体操を行って頂きました。
すると、三週間後には肩関節屈曲160°、外転140°まで回復。二か月後には肩関節屈曲170°、外転160°と徐々に回復されましたので、仕事にも復帰されました。
現在では殆ど左右差がないくらいまで回復されています。