元伊勢籠神社、真名井神社、天橋立
またまた、久しぶりの更新で申し訳ありません。
私の父はそこそこの大学を出たエンジニアなんですが、昔から
「科学っていうのは宇宙の中のあらゆることを、人間という小さな存在が0.0000何%今の段階でわかりましたよ、というだけのものであって、エンジニアっていうのは、その0.00001を0.00002にするのが仕事。」
と言っていました。
ですので、父は今でも仏教の教えや神道の本なんかをひたすら読んでいます。
そんな環境で育ったせいか、私は今の医療が何でもかんでも声高々に『エビデンス』というのに違和感を感じています。
現に毎日施術をさせて頂いていると、絶対に科学では説明出来ない様なことが起こります。
ですので、スピリチュアルの世界は絶対に存在すると思います。
というか、人類がまだ科学で説明出来ないことを『スピリチュアル』というのではないかと思っています。
ただ、思考がそれだけになってしまうと分からないことがあり過ぎて迷子になってしまいそうですので、解剖と生理である程度やっていることを説明出来るオステオパシーを私はとても気に入っています。
私の妻もご両親が熱心な神道でいらっしゃいますので、お付き合いが始まった時からデートはもっぱら神社仏閣巡りでした。
ということで、少々訳の分からない前置きが長くなってしまいましたが、要は最近また夫婦の神社仏閣巡り熱が再燃しているという話です。
そのきっかけとなったのは、家族で『ビーバップ!ハイヒール』というテレビ番組を観ていた時のことです。
たまたま、その回のゲストは内田一成さんで『関西古代史ミステリー』という内容でした。
そこで話されていたのは、関西のパワースポットを結ぶと、一辺170kmの巨大な五芒星となり、その中心に平城京が、そしてその中の五角形の頂点に平安京がくるというものでした。
引用:http://www.ley-line.net/gobou/gobou01.html
恥ずかしながら、そのことを知らなかった私ら夫婦はすぐにそこを巡ろう!という話になり、早速次のお休みに天橋立の近くにある籠神社に行きました。
ここは天照が伊勢に鎮座される前におられた場所なので、元伊勢とも呼ばれています。
籠神社も確かに良かったのですが、次から次に来る観光バスから凄い人が訪れておられまして、頭を触ると長寿になるという亀の石像は既にそこそこ長寿の方で長蛇の列。頭がすり減っていました。
ですので、正直パワースポットというよりは観光地と言った方が正しいんじゃないかなと思いました。でも、本当に驚いたのはこの後でした。
妻が
「この辺に真名井神社っていう凄い神社があるみたいだし行っみよう。」
と言い出しました。
せっかく来たのでということで、住所をナビに入れたのですが出てきません。
仕方がないので、適当に直感を信じ走ってみると案外すぐにありました!
しかし、到着してみてすぐナビにもなく、簡単には来ることが出来ない理由がわかりました。
まず入ってすぐに狛犬ならぬ狛龍。
そして、階段を上がるとシンプルながら格式の高そうな本殿。その後ろには入ることが出来ない磐座がありました。
その場を訪れた時、地面から背骨を龍の様な電流が走り、頭がブワンブワンと痛くなると同時に全身のエネルギーが迸る感覚を覚えました。
何とか一通り参拝をさせて頂き、磐座を見るとまたまたビックリ!
普通に龍がおられました!!
写真が禁止なので、撮ってはいませんが行かれたらハッキリとわかると思います。
そして、帰り際に真名井のご霊水を頂いて帰ったのですが、これまたビックリ!
今まで飲んだお水で間違いなく一番美味しいお水でした。
後から知ったのですが、真名井神社の『真名井』とは水につけられる最高の敬称だそうで、社伝によれば三代目祖神・天村雲命(あめのむらくものみこと)が高天原(神様の世界)に行き、神々が使う水を黄金の鉢に入れてお水を持ち帰ってきて伝えたとされているのです。
つまり、神様の世界のお水です!
どうりで美味しい訳です。
行ってみて何となく思うのは、この神社は恐らく天照とかが日本に来られるよりもずっと前から住んでいた日本人の聖地だったんだのではないかということです(私の仮説です)。
きっと、マナイというフレーズも昔の日本語なんだろうなと思います。(そういえば、私が大好きなハワイにも「マナ」という不思議なパワーがありますが何かのご縁でしょうか?)
先日、友人から聞いたのですが、日本語というのは縦の振動をしているそうで、英語とかは横の振動らしいです。
つまり、日本語というのはその振動によって天と地もつなげられるので、言霊という考えが出たそうです。逆に英語とかは横の波なのでそういうのはないですよね。
ということは昔の人は言葉によって神様と繋がれたのかも知れないですね。
話はまたまた脱線しましたが、兎にも角にも今回真名井神社を参拝させて頂いて、簡単にパワースポットなどと言って軽い気持ちで行ってはいけない場所だということを実感しました。
現に、天橋立観光協会では「不純な気持ちでの参拝はお控えください」との注意をされているそうです。
とか言っている側から私自身が一番何も知らずに参拝させて頂いた訳なのですが、真名井神社を参拝させて頂いて自分が住んでいる国の素晴らしさや日本人であることの誇りを改めて実感しました。
そして、この国の自然の恩恵や先人たちのお陰で自分は生かされているのだなと感謝を覚える場所でした。
追伸
この日のお昼ご飯は私の親友の奥さん(地元がここ)おすすめの『カネマスの七輪焼』というお店に行きました。
その名の通り、地元で取れたお魚の一夜干しや無農薬のお野菜などを自分で選び専用の七輪で焼いて頂けるスタイルのお店でした。
いやぁ、写真を見て頂いたらおわかり頂けると思いますが、美味しくない訳がない!
別に何の回し者でもありませんが、改めて日本人で良かった!!と感じるお店です。
http://tabelog.com/kyoto/A2609/A260901/26014067/
では、何のブログがわからなくなってしまったので終わります。
次回は、この四日後に伊勢神宮に参拝させて頂いた話を書かせて頂くつもりです。
もし違ったらごめんなさい。
つづく