発達障害なのか?個性なのか?
栗原類くんの
『発達障害の僕が輝ける場所を見つけられた理由』
という書籍が話題になっていますね。
当院にも、日々
「うちの子、発達障害じゃないですか?」
と来院される方がおられます。
でも、この線引きって本当に難しいんです。
個人的には、
理想的な発達から見て、
最低限しておかないといけないこと、もしくはしておいた方が良いことを飛ばした、
もしくは事情があって出来なかった場合に関しては
後からそれを補えば良い。
それ以外の子に関しては
“個性!”
と認識しています。
いわゆる、発達障害と診断された子達も、
時間が守れない、
空気が読めない、などの社会的な制約がある反面、
驚異的な記憶力や集中力があったり、
発想力がすごかったり、
何か群を抜いている子が多くおられます。
そして、何より魅力的な子が多く、どちらかというと記憶に残ると言うか、個人的に大好きな子が多いです。
そもそも、何でも短所・長所と分けてしまうからややこしく、両方個性として周りがフォーローすれば、その子達も生き生きと自分の力を発揮出来る世の中になるのに、と思います。
発毛剤で有名なリアップの主成分ミノキシジルも元々は血圧を下げるお薬でした。
でも、髪の毛が生える副作用が見つかりました。
そこから主作用だった血圧を下げることが副作用になり、副作用だった発毛が主作用になりました。
だから、長所も短所も結局は人間の役に立つか?迷惑になるか?だけの話なので、本当は長所も短所も人間にはなく、あるのはただありのままの自分だけです。
僕は元々滋賀県で日本ホロソフィー協会の前身であるフォース・アカデミーという勉強会をやっていました。
そこに来ているメンバーは、元ホストからアニメオタクまでバラエティに富んでおり、
・ 時間は守れない
・ 空気が読めない
・ 人の話を聞かない
・ マイペース
な連中ばかりで、僕が普段見させて頂いている発達障害の診断を受けた子達より、よっぽど深刻でした。
でも、僕はその個性の塊が大好きでした。
なので、副会長と決めていたのは
頭ごなしに強要することは避け、
納得出来ないことは話し合い、
苦手なことは補い合い、
得意なことは得意な人に任せ、
しょうもないことは笑い飛ばす。
ということを気をつけていました(出来ないことも多々ありましたが、、、)。
お陰で今でも殆どのメンバーがホロソフィーのJ.Oや受講生として濃厚な関係が続いています。
何でこんな思考になったかと言うと、
実は恐らく僕の弟も発達障害でした。
なので、家族や誰よりも本人がこの社会で生きていくのがどれだけ大変かも知っています。
当時の僕はそれを認められず、「こうあるべき!」というものを強要してしまっていました。
弟は本当に辛かっただろうなと今となっては反省しか出来ません。
色々あって挽回することも出来ません。
でも、今後自分が出逢う人に対しては個性を個性と認める人間でありたいと思っています(何故か身内には出来ませんが、、、)。
人にとって、やりたくても出来ないことを強制されるほど辛いことはありません。
でも、それを個人で捉えて無理強いするのではなく、社会全体がそれも個性と捉え、出来ないことは補って、得意なことは任せるという思考になれば、その道のスペシャリストが潰されず、寧ろ敬われ、社会全体として捉えた時にもっと好転すると思うのです。
だから、本当は発達障害と言われた方が変わるのではなく、周りが変わるのが理想だと思います。
今回も終始何が言いたいのかよくわからないことを徒然なるままに書いてみました。
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