生命と向き合うということ
驚かれるかもしれませんが、僕はあまり子どもが好きではありません。
でも、子どもさんを診させて頂くことが本当に多いことと、側からは得意そうに見える様で、よくお子さんと接するコツを聞かれます。
でも、そんなものないし、そもそも考えたこともありません。
ただ、聞かれた時はいつも
お子さんに限らず、どんな人とでも
表面的にお世辞を言ったり、
あやしたり、
笑顔を作るのではなく、
「その人自身をみること。」
と言っていました。
つまり、病名でも、症状でも、年齢でも、性別でも、顔でも、肌の色でも、性格でも、肩書きとかのしょうもないバックボーンでもなく、その人自身をみることを僕は心がけているつもりです。
でも、自分の思っていることを100%は言葉に出来ていないなと思っていました。
そんなことを最近よく考えていた今日この頃、一昨日は岡崎で施術会をさせて頂いていました。
その中で副会長が担当したお子さんが最初は怯えていたのに、彼が触った途端に眠ってしまいました。
その理由を後からJ.Oに聞かれ、
「俺は目の前の生命と向き合ってるもん。だから、言葉なんかいらん。」
ということを言っており、このおじさんは本当素敵なこと言うなぁと思いながら、
きっと僕が言いたかったことと表現は違えど、同じ様な感覚をこの人も感じていると再認識する嬉しい時間でした。
特にお子さんには口先だけの言葉も技術も通用しません。
だから、そんな次元ではなく、こちらも誠心誠意生命と向き合うだけです(これからこれ使お。)
きっとその感覚は、大袈裟な表現をするならば
「生命(自然)に対する敬意」
とかになるのかも知れません。
今年は滋賀県にも大雪が降りました。
大人は朝から晩まで雪かきをして、子どもは家の中から一歩も外に出れず、町中の機能がストップする。
そんな日が何日もありました。
「あれだけ降られると、雪を恨むとか支配しようとか管理しようとかそんな気も全く湧かない。ただ、自分たちが自然の中で生かされてて、その中で頑張って生きて行こう。って思うだけ。」
とある患者さんが言っていました。
本当にその通りで、僕も毎日身体を触らせてもらい、身体のことを学べば学ぶほど、完璧に出来ていることを実感します。
すると、それを自分が治してやろうとか、変えてやろうという気持ちがどれだけちっぽけで浅はかでおこがましいことかわかります。
ただ、僕らは出来たとしても自然の一部である完璧な身体の不具合を調整するお手伝い程度で、
寧ろ、その中で生かされてることがどれだけありがたいことなのか患者さんの身体を通してただ感謝するだけです。
4月9日は子宮フェスアカデミーに呼んで頂いております。
何を喋らせて頂こうか副会長と二人で考えていたのですが、
やはり、僕らがお伝えしたいのは僕らが普段感じている
「生命(自然)の完璧さ、素晴らしさ」
です。
そして、僕らは男性ですが、
だからこそ、自分たちの出来ない生命を生み・育てられる女性に対して敬意と感謝をしております。
ある意味、そこへの思いが強すぎてキャッチーなタイトルをつけることが出来ませんでした。
一見、堅苦しく見えるかも知れませんが、雰囲気はいつもの様にポップにお送りするつもりです。
しかし、子宮という臓器を通して女性の身体がいかに完璧に出来ているのか?ということが腑に落ちると、
自分や自分のお子さん、自分を生み育ててくれた両親、ご先祖がいかに尊い存在かわかり、大切にして頂けるのではないか?
身近なところで言うと、もしかしたら日々の不安が少しでも解消されるのではないか?
そんなことを考えながら、内容を考えています。
4月9日は良かったら子宮フェスアカデミーでお待ちしています。
3/25~ 【滋賀】ホロソファー講座 (募集中)
3/26~ 【滋賀】マスターホロソファー講座 (募集中)
5/9~ 【名古屋】ホロソファー講座 (募集開始前)
5/10~ 【名古屋】マスターホロソファー講座 (募集開始前)
(主催してくださる方のブログ・ホームページにとびます)
3/5 【横浜】子どもの発達と生活のお話&お母さんに聞いてほしい「子どもの歯」のおはなし (募集中)
4/9 【名古屋】子宮フェスアカデミー 生命と子宮の繋がり 〜構造で繋ぐ生命のリレー〜 (募集中)