自分から挑戦する子、挑戦しない子の違い
夏休みは色んなお子さんが来られます。
なんか、数ヶ月しか会っていないだけなのに、驚くほど大きくなる子ども達を見て
毎日
「大きくなったなぁ。」
と素直な感想を言ってしまう自分が、毎年お盆とお正月に会う度に
「あら、大きなって。」
と同じことを言ってきたおじいちゃんとおばあちゃんと重なり、複雑な氣持ちになりました。
母方のおばあちゃんだけは未だに言ってきますけど(笑)
先日、塾の講師をされている方と話していた時に面白いことを伺ったので、今日はそれを書かせて頂きます。
何でも、その方によると
今のお子さんは2パターンに分かれる
とのこと。
例えば、自分では解けない様な難しい問題が出てきた時に
「よし、一回やってみよう!」
となるか、
「こんなん解けへんし。」
と諦めるかの2パターンだそうです。
つまり、
① 自分から挑戦する子
② 自分からは中々挑戦しない子
これを聞くと、誰もが
①の挑戦する子の方が良いじゃないか
と思うと思います。
では、この2パターンの子は何が違うのか?
その方が言うには
親のあり方
だそうです。
① の挑戦する子の親は
その子が何かを挑戦するという「過程」に対して、褒める。
② の挑戦しない子の親は
その子が何かを挑戦した「結果」に対して、褒める。
とのこと。
(※褒めるという表現はしっくり来ませんが、時に「見守り」、時に「怒り」みたいなニュアンスです)
結果的にどうなるかというと、
① の子の場合、
自分では出来ない様なことに挑戦すると褒められるので、どんどん挑戦する結果、失敗も多くなります。
でも、失敗という「経験」を多くつめるので、単純に経験値が多く、人間としての引き出しが多くなり、ピンチにも強くなるそうです。
また、失敗を多くした分、懐が深いので色んな人を理解し、受け入れられる様になるとのこと。
② の子の場合、
失敗すると怒られるので、失敗を恐れるあまり既に自分が出来ることしかしなくなります。
すると、自分が今まで経験したことしかしないので、圧倒的に経験値は少なくなります。
また、引き出しが少ないので、自分の経験していないことは出来ない、つまりピンチに弱くなります。
また、遊びがないので自分と違う生き方の人を中々受け入れられないとのこと。
しかも、最終的に自分では何もしないくせに他人の批評ばかりする批評家になるそうです。。。
ま、あくまで一人の方の意見なので、みんながみんな必ずしもそうなる訳ではありません。
ただ、何か心当たりあることが多すぎまして(笑)
でも、きっとこれ誰と接する時でも一緒だと思うのです。
ということは、大人であれ、子どもであれ、
一人の人間として相手を認めること
これが一番大切なんだと思いました。
そういえば、TIMのゴルゴ松本さんも、
「困難・苦難・災難」などの
「難」が無い人生をみんな望むけども、
難が無い人生は
無難な人生
逆に難が沢山有る人生は
有難い人生
と生命の授業で仰っていました。
本当、その通りだなと思います。
うちに来られるお母さん達も、
ご主人への難には表情一つ変わらないのに、
子どもさんへの難は死ぬ氣で避けようとされる方が多いです(笑)
ま、他人のことはあぁだこうだ言えても、結局僕も無難な人生を望んでいる氣がします。。。
なので、これを機に他人を認められて、目の前に起こる苦難は有難いんだなと思える器の大きな男になりたいなと思います。
当然、難しいことは百も承知ですが、
「挑戦」することが大切
だと思うので(笑)
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