個と全
この世では色んな「現象」が起こります。
起こることはどうしようもないと思うんですが、
その「現象」に対する「捉え方」は人それぞれ。
例えば「発熱」という「現象」が身体に起きたとして、
それが
「出ない方が良い」と捉える方もいれば
「出た方が良い」と捉える方もいる。
「出ない方が良い」と捉える方は
「どうしたら出ないか?」を模索するし、
「出た方が良い」と捉える方は
「出ても大丈夫な方法」を模索する。
なんなら、その「捉え方」が違う人がいたら、
各々の「捉え方」を押し付けあって
結果、ケンカになったり、
「捉え方」が似ている人がいたら、
似ている者同士で集まってみたり。
そんなスッタモンダがありますが、
大切なことは「現象」に対する「捉え方」の「正解」を探すことではなく、
「現象」を色んな角度から見ようとする「視点」だとホロソフィー®︎では考えています。
というのも、「捉え方」の「ちょうど良い」なんか時と場合によって毎回変わると思うから。
僕ら施術家は
「カラダに起こる現象」
に対して意見を求められることが多いです。
そこに対する「捉え方」が固定されていると
どんな「現象」に対しても
「良い」「悪い」というジャッジが生まれ、
「良い風になるために」
「悪い風にならないために」
という新たな苦悩が生まれる。
そしたら、
生きやすくなるための時間が
生きづらくなるための時間に早変わりすることも多々あるのでは?
そんな風に思うから、
ホロソフィー®︎ではどんな「現象」に対しても色んな角度から見ようとする「視点」を大切にしていて、
それを
「個と全」
と名づけホロソフィー®︎の施術哲学のベースとしています。
大阪のベーシック講座も佳境に差し掛かり
僕らが大切にしている「個と全」をベースに色んな話をさせていただきました。
ただの技術伝達講座ではなく、
それ以外の大切だと思うことを共有しながら、
何なら一緒に喋りながら
誰よりも自分が自分のことを振り返れる。
だから、僕はベーシック講座が好きです。
ちなみにですが、
この「個と全」
常に僕が思えている訳ではもちろんありません笑
寧ろ、そんな視点を持ちたいなっていう願望に近い、、、
ということで、来年こそは「個と全」の支点をもっと大切に生きたいなと思いつつ、
俗世にまみれ倒したいと思います笑
みんなお疲れ様でしたー!